手術内容 (1)右胸

手術直後、まだ少し朦朧とした中で聞かされていた手術内容を、
再度、医師に確かめたので書いておこう。
 
 
【右胸】
右胸の癌は、やはり当初の予定より、少し下に広がっていたらしく、
直径6センチ四方ほどを切り取ったそうですが、
乳首と乳輪は残した乳房部分切除(乳房温存)で済みました。
 
  
手術中の病理結果次第では、
乳房全摘を覚悟しておくようにかなり強めに言われたし

左おっぱいも危うく取ることになるかもしれないところを
助かったのだから、
まだワタシには運が残っているということですね。
  

『でもなあ、
 たみちゃんの大きいおっぱいなら
 6センチ四方なんて4分の1にも満たないだろうけど
 ワタシの小さいおっぱいでは、ほぼ全摘みたいなもんじゃん。(泣)』
 
 
と、傷口を見るまではボヤイていたのだけど、
 

数日後、傷跡を正面から見てみたら
 
 
半分ぐらいは残ってました。(^^)
脇側の半分だけ、ペチャンとなくなって、
谷側の半分は、ほぼそのまま残っているので
胸のあいた洋服はもちろん、下着も水着も問題なく着れそうです!
 
 
慶應義塾大学病院・乳腺外科、A医師、ありがとう!
あっちこっちの脂肪を寄せて使って、出来るだけ整形してくださったそうですね。
(どうせなら、お腹の脂肪をふんだんに使って欲しかったけど)
 
 
医師やナースが、
「傷口きれい」と言ってくれていた理由も分かりました。
 
 
 
「傷口きれい」とか「キレイに手術してある』
って言ってくれるのは、よかれと思って、
励ましてくれていることは、よーく分かっているけど、
 
 
だけど、

「乳がんの傷口としては綺麗」なだけであって、
傷自体はキレイなものでは決してないし、
「最善の傷」ではあっても、「キレイな傷」なんかじゃない!

10センチ近い傷が2本もあるんだし、
胸がボコッと凹んでいるのも事実だし、 
こんな傷、ないほうが絶対にいいのだから

ワタシは喜べない。
受け入れてはいるけど。

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