病歴・病状(3)乳がん(初発)

●2007年6月、自分で右胸のシコリに気がつき受診
乳がんの告知を受ける。

●2007年8月14日、右胸、乳房温存手術
リンパ節転移あり リンパ節郭清手術を受ける。
Invasive ductal carcinoma 浸潤性乳管癌
scirrhous carcinoma 硬がん
ステージIIb期(2期b)

●2007年10月から2008年3月まで化学療法(抗がん剤治療)を受ける
抗がん剤治療の内容は、FEC療法を4クール+タキソール療法(パクリタキセル)を4クール

・当初の予定では、FEC療法を6クールだったが、2クール目でファルモルビシンの副作用、血管痛・血管炎が出てしまいクールを重ねるごとに悪化。4クール目のときに、これ以上はFECを継続するのは無理と主治医判断。FEC療法を4クール+タキソール療法(パクリタキセル)を4クールに変更した。

・FEC療法の薬剤は以下でした。
5-FU(フルオロウラシル)
ファルモルビシン(エピルビシン)
エンドキサン(シクロホスファミド)

●2008年4月末から6月初旬まで放射線治療を受ける
2グレイ×25回=50グレイ

●2008年5月から関節痛を発症。
原因は、抗がん剤副作用の遅延発症か、または抗がん剤による急激な閉経でホルモンバランスが急に崩れたためであると推定。

●2008年6月中旬からホルモン治療を開始。
抗エストロゲン剤のフェアストンを1日1錠。

Estrogen receptor: Total score 8 = Proportion score 5 + Intensity score 3
エストロゲン受容体 : 強陽性
Progesterone receptor: Total score 8 = Proportion score 5 + Intensity score 3
プロゲステロン受容体 : 強陽性

HER2 (erbB-2) : スコア 1+ (陰性)

●2009年8月 手術後2周年を無事に迎える。
検査前は相当弱気になり恐かったが、検査結果は良好だった。

●2010年8月、手術後3周年を無事に迎える。
術側の脇にシコリっぽいものがあったが、水でできる嚢胞と分かった。経過観察だけで、自然に嚢胞は消滅した。

●2011年8月、手術後4周年を無事に迎える。

●2012年8月、手術後5周年を無事に迎える。
術後5年が経過したので、6年目からはホルモン治療薬を変えることになった。
抗エストロゲン薬のフェアストンから、アロマターゼ阻害薬のフェマーラに変えた。

●2013年8月、手術後6周年を無事に迎える

●2014年8月、手術後7周年を無事に迎える。

●2015年8月、手術後8周年を無事に迎える。

●2016年8月、手術後9周年を無事に迎える。

●2017年8月、手術後10周年を無事に迎える
乳がんの経過観察は術後10年で終わるのだが、経過観察中に時折CEAが9まで上がったり、私の病歴(子宮頸がん、子宮筋腫、卵巣嚢胞)が様々あることから、もう1~2年だけ経過観察とホルモン治療を継続することを主治医からご提案いただき、延長することにした。

●2018年8月、手術後11周年を無事に迎える。

●2019年8月、手術後12周年のフル検査実施
無事に迎えるつもりだったが、超音波検査の結果が要精密検査となる。

●2019年9月~10月、造影剤ありMRI検査、針生検による組織検査の結果、温存乳房内局所再発とわかる。


※医療情報について
このブログに書いた医療に関する情報や専門用語は、できるだけ正しく書くように努めていますが、わたしは医療の専門家ではないので、間違いや誤解などがあるかもしれません。
正確なことは、必ず医療専門家やご自身の主治医などにお尋ねになってご判断ください。

(2008.02.03)