放射線治療後の皮膚のただれ、水ぶくれ

これから放射線治療を受ける人のために、自分が不安に思ったことを記録しておきます。

 

「放射線を照射した皮膚が、赤くなったりして、日焼けをしたときのようになることがあります。」と事前に説明を受けるわけですが、その程度が分からず不安に思ったことがありました。

赤くなるだけなら不安には思いませんが、皮膚がただれたり、皮膚がむけたり、水ぶくれになると、自分の症状は副作用の範囲内なのか、おかしくないのか、不安に思いましたので、私におきた症状の写真を載せておきます。

副作用には個人差がありますが、これから載せる写真のような感じなら、範囲内ですから、早めに放射線医師に見せて軟膏を塗るなどの処置をすると治ります。

 

少しグロイので、気持ち悪い系の写真が苦手な人は、以下スルーしてください。

 
 
 
 
 

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↑放射線治療を受けたあと
こんな感じで日焼けしたあとのように赤くなりました。

皮膚が赤くなるだけだったら良かったのですが、皮膚がただれて水ぶくれが出来てしまったので、その経過の写真を以下に載せます。

この程度なら「範囲内でありおかしくないよ」ということが、他の患者さんの参考になれば。。。

 

 

 

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放射線治療終了後2日目に、ビリヤード2ゲームと、ダーツ2ゲームをしたら、腋の皮膚がむけはじめました。

腋はどうしてもこすれやすいので、こうなることが多いそうですが、放射線治療後1週間ぐらいは、こすれやすい行為は控えたほうが良いようです。

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放射線治療終了後4日目、腋の皮膚がただれてめくれ、水ぶくれもできてしまいました。

小さい水ぶくれが5個いっぺんに。

こうなったときに、「これは正常な副作用の範囲内なのかどうか?」が心配になり、すぐに放射線医師に見せましたが、症状が多少強く出ているものの範囲内でありおかしいわけではないということでした。

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軟膏(キンダベード)を1日に2回ほど塗りました。

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皮膚のただれジクジクが治まり、水ぶくれもしぼんできました。

 

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放射線治療終了3週間後ぐらいにようやく治まりました。

 

 

初めての宝塚歌劇、別世界を堪能

昨日、初めて宝塚歌劇を観てきました。

うちの高木のいとこのお嬢さんが、今年、宝塚音楽学校を卒業して、東京での初舞台ということで、観劇させていただきました。

  
タカラヅカ・・・・・

ベルサイユの薔薇が流行ったころ、テレビで放映されていたのをチラッと見たことがあるぐらいで、ほとんど縁のない世界でしたが、

強烈なファンがたくさんいらっしゃるのには理由があるに違いない、自分がまだ知らない魅力的な世界がきっとあるのだろうから、一度ちゃんと観てみたいなあと思っていたので、とても素敵な観劇の機会をもらいました。

>龍子さん、ありがとう!!

 
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東京宝塚劇場
正面入口を入ると、赤い絨毯、キラキラのシャンデリア。
Oh!タカラヅカ!って感じ。

 
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観劇させてもらったのは、月組の「ME AND MY GIRL」

強烈なファンの気持ちが少し分かった気がしました。
なんというか、現実離れしたきらびやかな世界というか、夢物語というか、ファンタジー!!

タカラヅカ、これ、いいわあ。ルンルンできるよ。
また観に行きたい。
新しい世界を知るというのは楽しいね。

 
 
そうそう、うちの高木のいとこのお嬢さんの名前は、「天翔りいら(あまと りいら)」です。
宝塚歌劇団サイトの月組生徒一覧にも、(当然だけど)ちゃんと名前載ってるよ。
http://kageki.hankyu.co.jp/star/list/Moon.html

どうぞ、よろしく!

痛みを受け容れて、痛みに慣れる

全身の関節痛を少しでもコントロールするために、痛みのレベルグラフをつけて、いつ、どんな時に、どれぐらい痛いかを把握するようにしたところ、

一番痛いのは、朝起きた時と夜寝るとき。
朝起きた時などは、手の指がガシガシに固まっていて、布団の中でしばらくニギニギしてほぐさないと動きません。起きてしばらくは足の裏やかかとが痛くて、ヨボヨボ歩きです。

次に痛いのが、昼寝から起きるときや、床に座ったり床から立ち上がるとき。
意外と楽だったのが、料理などして動き続けているとき。

つまり、動き出しが痛くて、動き続けているときはそれほど痛くないということがよく分かりました。
痛みの様子は、関節リウマチや、更年期障害による関節痛に酷似しているようです。

 
 
少しでも痛みをやわらげるために

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床に座ったり床から立ち上がるときが痛いのなら、床に座らないようにすれば良い。
ってなことで、座るときは椅子に座るようにしました。

うちの食卓は座卓なので、座卓に椅子って変な感じだし、お行儀が悪いのですが、痛くなきゃ、それでいいじゃんか、と。
こうしただけで、日中に強い痛みを感じることがなくなったので、とっても楽になりました。

 
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夜寝る前には、初心者向けの簡単なヨガで、全身をほぐしてから休むようにしました。

 
ほかにも朝起きてすぐに軽くストレッチして関節をほぐしたり、
女性ホルモンに似た働きをするといわれている大豆食品を摂るようにしたり、
コラーゲンを摂るようにしたり、

大きなことではないけれど、コツコツ続けられる範囲の努力をしています。

 
そんなこんなで、以前に比べて、痛みが弱くなったわけではないけれど、
痛みに耐えるのが楽になった気がします。

 
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この関節痛を治したくて、検査してもらったり、ドクターやナースに聞きまくったり、ネットで調べたり、出来ることは全部やったけど、残念ながら、原因さえも抗がん剤副作用なのかホルモンバランスなのかハッキリしないし、これはどうも、どんな薬を飲んでも、何をやっても、たぶん、治るということはないようです。

 
ビジネスの世界などでは、「諦めなければ必ずできる」と言って、自分でも今まで何事も諦めないことが大切と思ってきましたが、

人生においては、諦めなければならないこともあるんだなー、これが。

 
いつまでも痛みの原因探ししてもムダ。

出来ることは全部やったし、これからもコツコツ続けられることは続けるっちゅうことで、

今の痛みの現状を、観念して受け容れることにして、

時間とともに慣れるようにしようと思います。

そのうち、肩こりや腰痛のように感じることができるといいな。

 
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青魚もいいけど、ときどき肉もネ。
 
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豚冷しゃぶと野菜たっぷり

新タマネギはこれが最後かな