10月に入ってからずっと右腰が痛くて・・・近所の整形外科に行ってみる、
と2週間ほど前の日記に書きました。
その日のうちに近所の整形外科に行って、
腰の痛みの様子や、4年前に乳がんをやっていることなど伝えたら、
すぐに腰のレントゲンを撮ってくれて、
「骨転移だったら骨が溶ける様子が写るはずだけど、そんな様子はない。
骨には異常ないはず。」とのこと。
「よく効く湿布を出すので、1週間ぐらい様子診て」と。
あー、よかったー、と思って、
それからずっと湿布で様子をみていたのだけど、
よくなるどころか、だんだん痛みが強くなってきました。
この痛みの強さは何かオカシイ。
足や腰を動かしても痛いということがなく、体の動きと痛みに関連がない。
ジッと安静にしていても、ズキズキ痛む。
どーしようかなー?近所の整形外科にまた行ってみようか?
腰痛ごときで、乳がん主治医に診てもらうなんて、まだ早いよなー?
いや、でも、もう1ヶ月以上痛いのだから、
ここはもう、勇気を出して、
慶應大学病院の乳がん主治医に診てもらったほうがいいかなー
と思ったのですが、なかなか決意できず。
慶應大学病院は特定機能病院だから、簡単な症状の場合には近所のかかりつけ医に診てもらって、そのうえで、難しい症状の場合にのみ紹介状を書いてもらって大学病院に行くというのが正しいわけで、、、
軽い症状でいちいち大学病院に行っていたら、本当に難しい症状、困っている患者さんへの治療の妨げになるわけで、、、
乳がん患者として診てもらっているときには、予約をしても3時間待ち、という状況を改善して欲しいと思っていたのだから、そういうのの邪魔を逆に自分がすることになるのは心苦しいわけで、、、
そんなこと考えてグズグズしていたら、
右腰だけじゃなくて、右の太ももの前部分まで痛くなってきて、
痛み止め(ロキソニン)を飲まないと、夜眠れないぐらい痛くなってきちゃって。
とうとう、主治医に診てもらいに行ってきました。
「こんな腰痛で、わざわざこちらに診てもらいに来て、よかったでしょうか?」
と聞いてみたところ、
『いいのよ、大丈夫よ。
血液検査の結果、炎症反応は出ていないけど、
でもちゃんと検査してみないと、どこの科へ行って、
どうしたらいいのか、分からないものねぇ。大丈夫よ!』
と心強く答えてくださって、救われました。
服を脱いで、痛い部分を叩いて痛みがあるかどうかを診てくださったり、
ヘルニアを疑って、鼠径部(そけいぶ)を触って診てくださったり、
婦人科の経過観察の様子はどう?と婦人科系を疑ってくださったり、
石は大丈夫かしら?排尿は大丈夫?とか、
血液検査、尿検査の手配をしてくださって、、、
来週、造影剤を使ったCTスキャンをしていただくことになりました。
原因がすぐに分かるかどうかは別として、
『あなたの痛みの原因を早く突き止めましょう。
そうすれば、最適な診療科が分かるし、安心よね。』
という気持ちが分かる診察をしていただけて、
本当に、本当に、嬉しかった!!
いま思えば、近所の整形外科では、
痛い部分を肉眼で見てもらってないし、
洋服の上からさえも触ってもらっていませんでした。
患者に真摯にむきあってくれる主治医で、
わたしは本当に恵まれていますね。
感謝!
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