抗がん剤副作用:末梢神経障害による手足のしびれ

抗がん剤・タキソール療法(パクリタキセル)で辛い副作用が、末梢神経障害による手足の痺れ。

事前に「手足の痺れが出るかも」とは聞いていたけど、どのようになるのか想像がつかなかったし、「痺れなんて、痛みや発熱に比べれば、どうってことないんじゃないか」と軽く考えていたのが大間違いでした。

 
抗がん剤投与の3日目ぐらいから感じはじめ、1週間目ぐらいがビリビリのピークで、2週目からは少しだけ軽くなりますが治まるわけではなく、3週目からやっと軽くなり少し慣れてきました。

痛みを伴うほどの痺れではないけれど、24時間、手足の先が常にビリビリしている状況というのはイライラがつのり、手足の先をもぎ取りたくなるほどで、精神的にまいります。

 
 (参考)日経BP社 がんナビ:「抗がん剤の副作用で足がしびれる」
  http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/story/qa02_1212.html

 
 
20080127_1sibire_asi

ピークのときには、ふくらはぎから足のつま先までがビリビリします。

足が常に電気風呂につかっているような感じです。
長く正座していて感覚が麻痺する直前の感じにも似ています。

最初の1週間は、睡眠もまとまって取りにくく、2時間おきに起きるぐらい強い痺れでした。
歩くのにも違和感があり、階段の昇り降りは手すりにつかまらないと不安なほどでした。

入浴時に温水と冷水に交互につけたり、クリームつけてマッサージしたりすると、その時は痺れが少し治まるのですが、数分後にはまた元にもどります。

2週目からは足首から先だけになり、少し軽くなり、3週目からはやっと慣れてきました。

 
 
20080127_2sibire_te

手の痺れは指先で、ピークのときにはキーボードを打つのも、携帯のキーを打つのも、ビリビリが増長するので避けていました。

手を開いたり閉じたり、タオルを指先でもんだりして、常に動かしているほうが楽なようです。

 
 
抗がん剤投与から2週間が過ぎた頃から、やっと軽くなり、こうやってキーボードを打つのも自由になりましたが、それも束の間。

しあさってには、6回目の抗がん剤投与をするので、また痺れがきてしまいます。
トホホのホ。

ブラックホールに落ち込まないように、痺れや他の副作用を上手くやり過ごせるように対策します。

 
 
 
20080127_3sibire_hirune

ある日の昼寝
なぜか室内用キャップを外し、毛布にくるまって寝ていたようです。

ビリビリするだの、イライラするだの、ブーブー言ってますが、
こんなふうに昼寝ができるのですから、まだまだ大丈夫です。
ガンバレ > 自分

そうそう、
脱毛が頭髪だけでなく、眉毛も薄くなっているの分かるかしらん。(^^)

ブラックホールから抜け出るために

ノンへ

昨日はメールをありがとう。
手足の痺れが治まらなくてイライラして、なーんもやる気が起きない日が続いていたのですが、少し気持ちが明るくなりました。

 
「副作用だけじゃないから。作用(効果)もあるから。」

「イライラするね。解決は必ずするけど、その過程は辛いね。」

「食事と睡眠の確保」

「ブラックホールは落ちたり抜けたりするけど、繰り返しているうちに余裕が出て、落ちるときや抜けるときが自分で分かるようになり、その頃には治療が終わるよ」

 
乳がんの先輩からの言葉は、心に響きます。

 
20080125_hana

ブラックホールから抜け出るために、部屋を掃除して花を眺め

こうやって、パソコンに向かっています。

どんな内容でもいいから、ブログを更新しようという気になりました。

やる気が湧かない

気持ちが低い、 気持ちがあがらない。

ブログを更新しようと思うのだけど、パソコンにむかえない。

食事を作る気力がでない。 ビリビリもとれないし。 なんかスランプ いやになっちゃう。

もすこししたら、もりかえせるかな?

byながさか携帯