若い二人におめでとう!病み弱いときに感謝できるよう

抗がん剤投与から丸々一週間がすぎたあたりから調子が上向き、10日間がすぎると調子は完全に前向きになります。
ってなことで、今日あたりからやっと元気モリモリになってきました。

 
おととい、若い友だちカップルの結婚パーティがありました。

タイミングが悪く調子のあがり始めの時期だったので、逆に迷惑をかけることになるかもしれず、残念ながら出席できませんでしたが、ワタシが癌治療中であることを承知の上で、「もし体調が良ければぜひ祝ってほしい」とご招待をいただいたのです。

ありがたいことです。
菅ちゃん、アケ、お誘いいただき本当にありがとうございました!
行けなかったけど、お誘いいただいたことが励みになりました。

おめでとう! と言う立場なのに、 ありがとう!

 
嬉しいことがあったときやお祝いごとのときに、「一緒に喜んで欲しい。一緒に祝って欲しい。」と望まれることは、大変にありがたいことで、嬉しいことです。

悲しいときや辛いときに、「一緒に泣いて欲しい。想って欲しい。」と望まれることも、頼りにされているわけで、お役に立つことはありがたいことです。

 
人様に必要とされるありがたさ。

 
結婚式で「富めるときも病むときも・・・」と言いますが、
富めるときは、大概の人はにこやかでしょうからヨシとしまして、
病むときに相手に感謝できるかだな、とシミジミ思っています。

 
しばらく仕事ができず治療に専念しなければならないと決まったとき、家族・相方が言ってくれました。
「今までずっと頑張って支えてくれたのだから、これからしばらくは、気を楽にして、支えられなさい」と。
ありがたいことです。

菅ちゃん、アケ、
どちらかが病んで弱いときでも、支えあえるパートナー同士になってくださいね。
おめでとう!

抗がん剤副作用:粘膜の対策 人参

抗がん剤のことや副作用のことばかりで、少々つまらない日記になってませんか?

でも、仕方ないっす。

今のワタシは、抗がん剤の副作用に耐えたり、自分ででき得る工夫や努力をしたりすることが、一日の大半を占めるのだから仕方ありません。
特に抗がん剤投与後の1週間はそんなんばっかり。

さて今日は粘膜。
感染症の副作用とも関連するのですが、身体の中の色々な粘膜が弱くなる副作用もあります。

たとえば、鼻をかんで、軽く鼻をグリグリすると少量の鼻血が出ます。
以前はそんなことは決してなかったので、鼻の粘膜が弱くなっているのだなって感じます。

体毛も、髪の毛だけじゃなく、鼻毛も脇毛もアソコも脱毛してしまったので、身体を保護するものがなくなっています。
というように、身体中の粘膜が全体的に弱くなっているのでしょう。
血管もその一部でしょうね。

20071210_akajiru2

粘膜の強化や抗酸化作用に効果がある成分を多く含んだ人参。
その人参を、飲みやすく冷凍パックにしたものをいただきました。

 

前日の夜、冷凍庫から冷蔵庫に移し替えて、毎朝1杯グイッといただいています。
1杯90mlだから飲みやすいです。
ありがとうございます!

20071210_akajiru1

赤汁が、血管も強くしてくれるように祈りながら飲んでます。

人参の成分や効果を調べてみました。
人参って、とても栄養価が高い食材なのですね。見直しました。

副作用が辛くない時間は、こうやってパソコンに向かってブログ書いたり、治療が全部終わったときにしたいことや、その準備など楽しいことを考えたりしたりもしています。(^^)

抗がん剤副作用:感染症の対策 シャワートイレ

抗がん剤・第4クール目の1週間目は、前回よりは少し楽なようです。

自分で推測している理由は、前回は抗がん剤投与日に傷の処置をして、そのための抗生物質を1週間ほど服用していたのですが、それが今回はなくて済んでいるので、倦怠感が軽くて済んでいるからだじゃないかなーと思います。

今回、特に自分で気をつけているのは、感染症。
抗がん剤投与前に比べると、白血球の数が半分以下に減ってしまいました。(7,500⇒3,600)

抗がん剤投与を続けると、薬の影響で骨髄機能が障害を受け、白血球の数が少なくなります。
すると、病原菌(細菌)に対する体の抵抗力が弱くなり、いろいろな部位(口、肺、皮膚、尿路、腸、肛門、性器など)で感染症を起こす可能性が出てくるわけです。

感染症が疑われる症状は、 38℃以上の発熱や、口内炎、肛門痛、皮膚の発疹(ほっしん)、発赤(ほっせき)などだそうです。

(参考)がん情報サービス 「化学療法の副作用について」
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/dia_tre/attention/chemotherapy/about_chemi.html#prg4_1

 
わたしの場合は、まだ障害は少ないほうですが、それでも、第一クール目には顔や胸に一夜でふきでものが大量にできたりしました。

その後、顔の吹き出物(ニキビ)と同じようなものが肛門にもできて、「こんなときに痔?」と疑いましたが、トイレにシャワートイレをつけて清潔に清潔に努めたら1週間で治ったので痔ではなかったようです。良かった!

皮膚の弱いところに障害が出るのですね。

 
20071209_1toilet

 
20071209_2toilet

 
歯磨きは、もともと電動歯ブラシを使っていたので、これで、身体中、清潔に保てるだけの設備と努力はしているっちゅうわけです。

風邪を引かないように、うがい・うがい・うがいしています。