生産者が分かる有機野菜が近所で買えた

抗がん剤で壊される細胞を出来るだけ応援したいので、少しでも身体に良いものを食べるように努めています。
が、本当に新鮮で安心して食べられる旬の食材を、近所のお店で手に入れる難しさを知り残念に思っていました。

と、ところが、笹塚のクイーンズイセタンで、生産者名を明記した有機野菜コーナーが充実してきて、お手頃なお値段で買えるようになりました。嬉しい。
こういうことを、スーパーだけじゃなく、商店街の八百屋さんで取組んでくれるともっと嬉しいのだけど。

 
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有機野菜を使った夕食。
かぼちゃのホクホク煮、大根と油揚げの味噌汁、紅鮭のハラス

 
 
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お天気の良いときには散歩したり、買い物したり、少しでも足腰使うため、できるだけ出かけるようにしているのですが、頭や首が寒いので防寒が大変。
髪の毛がサッパリツルツルになると、こんなに寒いものとは知りませんでした。

毛の帽子の中に、綿のキャップもかぶるときもあります。
本当に寒いの何のって・・・薄いオヤジ様たちは大変だったのですね。

 
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風邪を引かないようにマスクも欠かせないので、お出かけの時の自分は、かなり怪しい人になってます。
この格好で銀行は行きづらいです。

抗がん剤副作用:出血 鼻血や内出血

痛みがあるわけではないので大して苦にはしていませんが、抗がん剤の副作用で出血というのもあります。

骨髄機能に障害が出て、出血を止める作用がある血小板が少なくなり、出血しやすく、かつ、出血が止まりにくくなるようです。

分かりやすい出血は鼻血。
ちょっとチカラ入れて鼻をかむと鼻血が出るし、鼻の中を軽くグリグリしても鼻血が出ます。
鼻の中の粘膜からの出血です。

出血が止まりにくくなる副作用で体験したのは、内出血(皮下出血)がなかなか止まらないことと、生理の出血が止まらないこと。

生理の出血はポタポタダラダラと、もう3週間も続いています。
貧血になったらヤバイのだけど、そこまでの量は出血していません。

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この写真は、12月6日、4回目の抗がん剤投与のとき、点滴針を試し刺しした上腕内側です。
柔らかい部分なので内出血するのはおかしくないのですが、

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5日後、内出血がひどくなっていき

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10日後、健康なときなら、いい加減治っているはずなのに、
ますます内出血のあとがひどくなって赤みが増していきました。
結局、2週間経った今日もまだ内出血の跡は赤いです。

話は変わってオイシイ話。

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元気週間なので、たっぷりの野菜と一緒に、大好きなお肉をいただきました。
兵庫県姫路市の「播州ハム」堀田さんが送ってくださった和風ローストビーフ。

地元のお店で出来る限り買い物するように努めているので、ネットショップ好きで研究購入はするけれど、よっぽどのことがない限り自分用にネットショップで買い物をしないワタシが、年に数回、この和風ローストビーフは買って食べたり、お世話になった方へ贈ったりしている大好きなお肉です。

堀田さん、ありがとうございます!

食べ物の美味しさは、好みが合う合わないがあると思うので、やたらめったらに人に勧めることはしないのですが、この和風ローストビーフは、強く強くオススメできます。

お箸が似合うローストビーフ。
一緒に付いてくるタレで食べても美味しいですが、ワタシは、醤油&ゆず胡椒も好きです。

元気週間は、美味しいものが食べられて、ホントしあわせ。

元気週間の残り、あと1週間か。
誰にでも時間は平等にあるというけれど、1ヶ月のうち半分だけしか元気じゃない。
その分、中身を濃くしたいと思うけど、早く治療が終わって欲しいなあ。

 

カウンセリングは心のオアシス

昨日は、約3週間に一度のカウンセリングとリハビリの日。

カウンセリングでは1時間弱、最近感じたことや思ったこと、嬉しかったことや辛かったことなどを、脈絡なく話させてもらっています。
P先生は、否定するような言葉は一切言わず、うなずいたり、時々質問入れたりしながら、辛抱強く聞いてくださいます。

昨日は明るい話題が多くにこやかな時間でしたが、脱毛が始まった頃や、事務所引越し前の不安定な頃には、P先生の顔を見た途端に急に泣けてきたりしたときもありました。
大人になってから人前で泣くことがなかったので、泣くことに慣れるのに時間かかりました。

家族でもなく、自分に直接関係のない人に何でも話せるこの貴重な時間のおかげで、家族や相方に八つ当たりすることなく(以前はたまにしてたけど)、治療に前向きに取組めているのだと思います。
P先生のカウンセリングは、今のワタシの大切なオアシスの1つです。

 
 
リハビリでは新しい道具が登場しました。
他の患者さんが使っているのを見ていて、ずっと、ワタシもアレ使ってみたいなと思っていたもの。

色とりどりの粘土みたいなもの。
正式にはセラピーパテっていうのだそうです。

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患者さんの症状によって使い方が様々あるようですが、昨日のワタシは、肩の筋力と手首付近の筋力強化のため、棒をパテにゆっくり押し付けるトレーニングをしました。
動作は簡単なんですが、日常生活や家事では使えない筋肉を使うようで、意外としんどいです。

 
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血管痛で使えていない左腕。
ずっと使わないでいると筋力がなくなったり、関節が固まってしまうので、血管痛に支障のない程度のトレーニングもします。

 
 
【今日の診療費】
12月 19日 ¥0 (カウンセリング)
12月 19日 ¥1,290 (リハビリ作業療法)