7月21日(土)シンポジウム『がんを生き病いを語る』開催。国立がんセンター名誉総長、垣添忠生さんの講演

卵巣内膜症性嚢胞の手術(子宮+両卵巣を摘出)入院予定が当初より遅れています。

7月初旬~中旬のつもりだったのですが、

順番待ちしてまして、もう少しかかりそうです。

7月中旬~末になるかも。いつ呼ばれてもいいように待機中です。

 

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さて今日は、ご覧いただいているみなさんに

ぜひご参加いただきたいお知らせがあります。

 

NPO法人 健康と病いの語りディペックス・ジャパン主催、シンポジウムのご案内です。

 

DIPEx-Japan第4回総会記念シンポジウム

がんを生き 病いを語る

患者の語りがもたらすもの ~前立腺がんの語りから~

 

◆日時は、7月21日(土)13時~

◆場所は、浜離宮朝日ホール・小ホール(朝日新聞東京本社・新館)

◆参加費は、会員無料/非会員どなたでも1,000円

ディペックス・ジャパンが、がん患者の体験談・語りデータベースの構築に着手して今年で丸5年。

ようやく「乳がんの語り」に加えて、「前立腺がんの語り」ウェブページも完成しました。

約50名の前立腺がん経験者が、自らの病気体験を自らの言葉で語ってくださいました。

これを記念して、国立がんセンター名誉総長の垣添忠生さんをお招きし、前立腺がんページ完成のご報告とともにシンポジウムを開催いたします。

どなたでもご参加いただけます。

ご講演をいただく国立がんセンター名誉総長の垣添忠生先生のこと、ご存じですか?

私は恥ずかしながら最近まで存じ上げなかったのですが、

ご経歴を知って、ぜひお話しを聞きたいと思ったので、垣添先生のご経歴などを少しご紹介します。

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1941年生まれ。東京大学医学部卒業。

1975年から国立がんセンター病院勤務。2002年に総長に就任。2007年に退職し名誉総長になる。

(財)日本対がん協会会長、(財)がん研究振興財団理事。

「がんを防ぐ」「前立腺がんで死なないために」「患者さんと家族のためのがんの最新医療」など著書多数。

 

と、ここまでのご経歴を見ると、とっても凄くて、とってもエライ先生、遠い存在の先生なのですが、

最愛の奥様のがん闘病を支えられ、自宅で看取られたご経験をまとめられた著書『妻を看取る日』を拝読して、(失礼な言い方でしたら申し訳ないのですが)、病気に向き合い、ご家族の病気や、ご自身のことを赤裸々に語っておられることに、親しみと敬意を感じずにはいられませんでした。

 

がんで奥様を亡くされたあと、垣添先生がうつ状態になり酒浸りの生活が続き、その深い絶望感とどう向き合い、いかにして立ち直っていかれたかが書かれています。

 

垣添忠生さんのご講演のあとには、

●約50人の前立腺がん経験者にインタビューした澤田明子さんからの完成報告

●前立腺がん経験者と垣添先生をまじえたパネルディスカッション

というプログラムです。

 

滅多にない機会だと思いますので、

お時間の都合をつけて、ぜひご参加ください。

 

私は、手術・入院とぶつからなければ、もちろん会場にて裏方をする予定です。

(手術・入院とぶつかる気配濃厚なので困っているところです)(;_;)

 

 

 

 

卵巣内膜症性嚢胞の手術内容決定。子宮も卵巣も全部摘出することにしました。

右卵巣内膜症性嚢胞の手術内容で最後まで悩んだのが

腫れていないほうの左卵巣をどうするか?

 

子宮は、

2000年に子宮頸がんやってるし、

2010年に子宮筋腫核出手術しているし、

生理がくると大量出血・激痛で手に負えないので、

腹腔鏡で摘出してもらえるなら、一緒に摘出してもらおうと。

手術後のリスク、排尿障害が心配だったのですが、

広汎子宮摘出じゃなくて、単純子宮摘出であれば心配ないと

主治医が言ってくれたので、子宮は摘出ってことでヨシと。

 

残るは、左卵巣。

 

乳がんのホルモン治療との関係もあるので、

乳がん主治医にも相談してみたところ、

 

乳がん的には、両卵巣を摘出することは、

女性ホルモン・エストロゲン感受性が強陽性の私にはいいことだそうです。

そりゃ、そうですよね。

女性ホルモンをつくっている卵巣を取るわけですから、

女性ホルモン大好きタイプの私の乳がんは、再発・転移のリスクが軽減されます。

 

腫れていない正常な卵巣を摘出するのを決めかねていたのは、

両卵巣を取ってしまうことで、急激に女性ホルモンがなくなってしまって、

更年期障害のような症状が急に激しくでるのではないか?という心配。

 

2008年に抗がん剤治療をしたとき、

抗がん剤のせいで月経が止まり、それと同時にひどい関節痛になり、

かなり長い間、1年以上、体が自由に動かず

毎朝起き上がれず、歩くのもきつくて、体の不自由に比例して、

気持ちも沈んで、毎日がとっても辛かったので、

あの関節痛にだけは、二度となりたくないという恐怖。

両卵巣を取って、またあのような関節痛になったらどうしよう?

 

あの関節痛がイヤで、リュープリン注射による偽閉経状態にする

ホルモン治療も拒否したぐらいなのに。

良性腫瘍のために、そのリスクを取る?

 

乳腺主治医に、この点も相談してみたところ、

 

『確かに、両卵巣がなくなると女性ホルモンがいきなり減るわけだから、

そういう症状が出ないということは言えないでしょう。

何かしら、症状が出ると覚悟しておいた方がいい。

 

でも、2008年のときと今とでは条件が違う。

4年前に比べ、今はもう女性ホルモンが

だいぶ少なくなっているだろうから、(^^;)

あのときと全く同じ程度の症状が出るとは思えない。

 

乳がんの再発・転移リスクが減る点、

長坂さんが、卵巣・子宮の婦人科系に弱い点などを考えると、

腹腔鏡でできるときに、一度の手術で摘出してしまえる利点も大きいのでは。

 

更年期障害的な症状は、いずれ発症する可能性もあるわけで、

それがちょっと早くやってくると思えば、

外科医的な発想かもしれないけど、

悪性腫瘍を抱えるリスクは取れるなら取ってしまってもいいと思う』と。

 

乳腺の主治医に、婦人科の手術内容を相談するという

専門外の相談にも関わらず、

いつものように真摯に考えて答えてくださって、

本当にありがたいです。

 

モヤモヤ悩んでいましたが、

これで両卵巣とも摘出して、婦人科系のリスクがない状態にすることを決めました。

 

子宮も卵巣も全部取ってしまえば、

もう婦人科のがん検診受けなくてよくなりますしね。

あの検査をもう一生受けなくてもいいと思うと、

それはそれで、凄くスッキリです!(^_^)

 

両卵巣を取ってしまえば、女性ホルモンもなくなり、

乳がんのホルモン治療ももうしなくてもよくなるのでしょうか?

と聞いたところ、それは、そうでもないとのこと。

閉経後のホルモン治療があるとのことで、

また後日くわしく聞いて相談して決めることになりました。

 

手術内容を納得して決めることができたので、

あとは仕事の段取りして、いつお呼びがかかってもいいように準備準備。

 

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スッキリしないのが糖尿病。

20120605_hba1c

ヘモグロビンA1cの値が良くなりません。

6.8

薬を飲まなければいけなくなる一歩手前!赤信号。

 

空腹時血糖値は117。

前よりは良くなってきたけど、まだまだ。

 

内科の医師に、

『ヘモグロビンA1cが7を越えると、外科手術してもらえなくなりますよ!

あと5キロ痩せましょう!』

と言われてしまいました。

 

血糖値が高いと、感染症にかかりやすかったり、

術後の治りが悪くなるのだそうです。

 

手術予定の7月もうすぐそこなのに、5キロ減量は間に合わないなあ。

ロングブレスと糖質制限でがんばってみよう。

試験前の一夜漬けみたい。(^^;)

 

 


 

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子宮全摘術の後遺症・排尿障害やリスクについて考えてみました。

右の卵巣は、内膜症性嚢胞(チョコレート嚢腫)で6センチの腫れが引かず、

痛みもなくなる気配がないので、手術で摘出することはもう決めたのですが、

子宮を摘出するかどうか、を考えてみました。

 

友人が、「子宮摘出をすると排尿障害がおきることがあるので、

そういうリスクについても考えたほうがいい」と教えてくれるまで、

子宮全摘の後遺症やリスクについては、

外科手術をするリスク程度にしか考えていませんでした。

 

子宮全摘と排尿障害について、調べてみたら、

このことについては、専門書籍にもインターネット上にも

意外なほど情報が少ないことが分かりました。

なぜでしょうね?

 

 

◆子宮の全摘術について詳しく書かれていたのはこのページ

レディースホーム

http://www.ladys-home.ne.jp/faqsite/ans-files/FAQ-G/FAQ-G8.html

20120618_web1

婦人科系(子宮や卵巣)の疾患について、かなり詳しく解説がありました。

http://www.ladys-home.ne.jp/faqsite/faq.html#myoma

 

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子宮全摘の予備知識を得て、

婦人科主治医に、排尿障害の心配について聞いてみましたら、

 

『広汎子宮全摘術の場合には、子宮のまわりのものも広く取るために、膀胱の神経などを傷つけて排尿障害がおきてしまうリスクもあるにはあるけれど、予定しているのは単純子宮全摘術なので、100%絶対とは言えないけど、排尿障害はまず起きない。大丈夫!』

と主治医が、私の目を真正面から見て、自信ありげに力強く言ってくれたので、

排尿障害の後遺症については、まずは、心配しないことに決めました。

 

月経時の出血が大量で腹痛もひどいし、

子宮の全摘も、腹腔鏡で手術できるとのことなので、

子宮も全摘してもらうことにしました。

 

あとは、左の卵巣をどうするかを決めるだけです。

 

 


 

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