抗がん剤治療(2クール目、3日目)吐き気なしGood

抗がん剤治療2クール目、3日目の朝を迎えましたが、前回同様、吐き気の副作用がなく、ホントにラッキーです。

ドクターいわく、私が受けているFEC療法では8割以上の人が、吐き気の副作用が出るらしく、「長坂さんは、ラッキーな10%から20%の中に入れましたね♪」と。

吐き気がないというのは本当に大きな強みです。
食事ができるから体力がそこそこ維持できる。
体力が維持できるから、気持ちも前向きになれる。

両親に感謝することが滅多になかった親不孝者ですが、今回のことで、胃腸を丈夫に生んでくれた親に感謝できるようになりました。

1クールやってみて、自分の副作用の出方や、身体の調子が分かってきたので、来月から治療後のこともボチボチ準備始められるかなと思っています。

 
 
さて、吐き気もないけど、髪もない。。。。(^^)

 
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昨日、バンダナで初めて外出しました。
帽子類が好きじゃなく、今までもスポーツやる時以外めったにかぶらなかったので、バンダナ巻いて外出するのは実は抵抗が凄くあったんです。

でも、髪がなくなってきて帽子がかゆくなってきたので、バンダナで外出してみたら、あら、意外と平気でした。
バンダナの件に限らず、食わず嫌いなこと多いんだろうな。 >自分

 
1クール目と同様、今のところ、主な副作用は、倦怠感と脂っこいもの食べれないこと。
前回と違うところは、やや覚醒気味であまり眠れていないことと、少しだけ平熱より体温が高いこと。
がんばれーー!私の白血球!

以下、昨日1日の食事です。
カロリーとかちゃんとは計算してないけど、野菜と魚を中心に、これだけ食べられれば充分でしょう。

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朝食
ゆで卵に少しムッとしたが食べられた。

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昼食
納豆は美味しかった。キャベツの温サラダは食べやすい。

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夕食
まーたサンマ。

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特に食べたかった「ふろふき大根」

抗がん剤治療2クール目はじまり

今日から抗がん剤治療(FEC療法)2クール目が始まり。

抗がん剤が投与できるかどうかは、細菌やウイルスといった外敵やがんから身体を守る働きをする白血球の数が最低限保たれているかで決まり、治療の前に必ず採血検査します。

で、今日の私の結果は、白血球数は5,000個/mm3あり、前回の7,500個よりは減りましたが、まだまだ標準値内でOK!

というよりも、前回10月4日の7,500個という検査結果が、かなり良い結果だったのではないかと思うわけでして、退院後も食事に気をつけている甲斐があったんないかな。嬉しい!
(白血球の標準値は、4,000個~9,000個/mm3だそうです。)

 
 
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前回は、オットマンつきのリクライニングチェアーで点滴を受けましたが、今日は前回よりもっと広々としたチェアーベッドを使わせてもらいました。

国際線飛行機のビジネスクラスなどで使われていそうなシート(ビジネスクラス乗ったことないので確かじゃないが・・)に似ていて、ほぼ180度にフラットになるのでベッドみたいになります。
全身マッサージ機みたいな感じでもあるね。

数時間かかる点滴投与を少しでもリラックスしてやり過ごすためには、快適環境の配慮はありがたいです。

 
 
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点滴の針を刺す場所は毎回違う場所にした方が良いのですが、わたしの静脈を捜すのは難易度がとても高いらしく、今回も前回とほぼ同じ場所になってしまいました。

いやーな予感がしたのですが・・・

案の定、血管が抗がん剤のダメージを受けて、手首から肘までに痺れを感じるようになってしまいました。
幸い、赤く腫れたり、最悪の状況にはなりませんでしたが、次回点滴のときは、ひじから上に針を刺すことになっちゃった。

 
 
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今日の夕飯は梨。
さすがに初日は食欲がないけど、前回クール同様、吐き気なく3週間過ごせますように♪

 
 
【今日の診療費】
10月 25日 ¥39,580 (採血、診察、抗がん剤投与治療、投薬)

洗濯バサミ風リハビリ、明日から2クール目

今日はリハビリ作業療法と、看護相談。

リハビリ作業療法では、腕の上下の動きと握力(指の力)に重点をおいたトレーニングをしました。

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この道具は、下にある洗濯バサミを上の棒に挟んでいくもので、洗濯バサミの色によってバネの強弱が違います。
バネが弱い順から、黄→赤→青→緑→黒。

この洗濯バサミ風トレーニング道具は約1ヶ月前にも一度試したことがあるのですが、その時は、棒の下から3分の1までしか腕が上がらず、色も黄色だけしか挟めなかったのが、今日は、棒のかなり上の方まで腕があがり、赤色の洗濯バサミも挟めるようになりました。

リハビリの後は、看護相談。

慶應大学病院の外科では、医師の診察のほかに看護相談というものがあり、ドクターの説明では納得できなかったことや、専門的で難しくて理解できなかったことや、ドクターの診察後に疑問に思ったことなどを、看護相談という形でナースに相談できるようになっています。

明日から抗がん剤治療の2クール目が始まるので、その前に、前回の抗がん剤治療によって具合が悪くなった傷口について不安を解消しておきたかったので、

・傷が赤みを帯びていること
・ドレーンがあった箇所の周囲がプヨプヨしていること
・リンパ節を取った脇に熱があり痛みがあること

状態や症状をすべてナースに聞いてもらい、傷を丹念に診てもらいました。
外科ナースの看護相談では、「どうして大丈夫なのか」「その症状の理由は何か」を丁寧に説明してくれるので、不安が解消できます。

脱毛に関しても、自分の思いを正直に話し、気持ちの整理をすることができました。

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帰りに新宿のデパ地下で千疋屋のフルーツババロアをホール買い。(^^)
明日からの抗がん剤治療2クール目にむけてエールを。

今日は10日ぶりの電車でした。
出かけるときは、こーんな感じです。
秋の帽子。

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【今日の診療費】
10月 24日 ¥1,080 (リハビリ作業療法)
10月 24日 ¥210 (看護相談)